開催日

令和5年9月3日(日)

会場

丹波の森公苑グラウンド(屋外)
丹波市立柏原住民センター(屋内)
丹波健康福祉事務所(屋内)
丹波市立看護専門学校(屋内)

目的

関係機関が相互に連携し、高齢者の要配慮者、女性・こども・外国人やペットの同行避難など、被災者のニーズに配意した避難所の設置・運営訓練のほか、救出救助訓練、重傷者広域搬送訓練等を実施することにより、県民の防災意識の高揚と地域防災力の向上を図るほか、ドローンを活用した目視外飛行による救援物資搬送を目視した実証事業を目指し実施する。

訓練想定

大雨による河川の氾濫や土砂崩れなど大規模な災害の発生

訓練の特徴

  1. 迅速な情報伝達および災害対策本部等設置訓練の実施
  2. 関係機関等と連携した多様な場面想定での訓練の実施
  3. 多様なニーズに対応した避難所の設置・運営訓練
  4. ドローン等の実証事業

訓練の様子<兵庫県災害支援ナース 9名参加>

丹波近隣の北播支部と各支部JMAT研修を受けた災害支援ナースが、JMAT兵庫チームとして訓練に下記の②~④の3か所に分かれて参加。




①丹波福祉事務所(災害医療情報センター)

救護所統括として調整本部立上げ及び運営訓練としてDMAT、JMAT救護班の参集拠点となり、現場へ隊を派遣。

②丹波市立柏原住民センター(訓練統括・訓練コントローラー)

訓練統括コントローラーとしてJMAT兵庫をはじめとする、各医療支援の活動調整役割。




③丹波の森公苑グランド(応急救護所)④丹波市立看護専門学校(大規模救護所)

応急救護所、大規模救護所を設置し、救護所での活動では、トリアージ、聞き取り調査、傷病者対応、ホワイトボードのクロノロジー記録などの訓練を行った。救護所には次々に被災者が運び込まれ、聞き取り調査や傷病対応、帰宅可能か医療機関の受診が必要なのかなどの判断を行い、医師や本部との報連相等、多重課題がある中で安全を配慮し、チーム内で声かけをしっかりと行いながら個々の役割機能を発揮し、対応を行う迫真性のある訓練となった。