3年ぶりの来賓・名誉会員・代議員等を迎えての定時総会開催


会長 成田 康子

 新型コロナウイルス感染拡大から2年が過ぎ、新規感染者数は減少してきていますが、毎日約300人~500人の新規感染者が続いている中、本会館で令和4年度兵庫県看護協会定時総会を開催しました。
 感染状況をにらみつつ、感染防止策の徹底を図りながら、今までより少し規模を拡大して、ハイブリッドで開催させていただきました。まだまだ新型コロナウイルス対応で大変な中、会場参加・オンライン参加してくださいました会員の皆様に感謝申し上げます。
 この2年間新型コロナウイルスに関しては、「オール兵庫で!!」を合言葉に、あらゆる場で働く看護職が連携・協力しながらそれぞれの場で必死に対応してくださいました。本会も県や神戸市から委託を受けて、自宅療養者の健康観察やワクチン接種、様々な相談事業等を行ってきました。有事にこのように迅速に、すべての看護職が連携・協力して「オール兵庫」で取り組めたのは、27年前の阪神・淡路大震災から復興してきた経験があるからだと思います。私たちが阪神・淡路大震災からつなぎ・つないできた相互支援の心が、今回の新型コロナウイルス対応に生かされていると思います。
 今回の体験を次世代につないでいくために、「コロナ禍の看護職のレポート」と題して、様々な職場での新型コロナウイルスへの取り組みの記録を会員の皆様から提出していただき、冊子にまとめました。他施設の取り組み内容を知り、今後の取り組みにご活用いただけたらと思います。
 さて、令和4年度の取り組みは、令和2年度にまとめた、「兵庫県看護協会活動のあり方‐2040年を展望して-」の中で、当面5か年の取り組み事項として定めた内容も踏まえつつ、本会が目指す看護「時空を超えて創造する、つなぐ・つながる看護」「県民の誰もが自らの生き方を選択でき、どのような状況であっても心から幸せを実感できる生き方を支える看護」を実現すべく、以下の6つの重点方策を掲げて取り組みます。◆看護職の人材確保と定着促進、◆キャリア開発支援、◆全世代型地域包括ケアシステムを支える看護機能の強化、◆勤務環境改善の推進、◆災害・健康危機支援体制の強化、◆職能団体としての組織力強化です。会員の皆様と共に、2040年に向かって1歩ずつ歩みを進めてまいります。
 さらに、重点方策に取り組むために委員会活動を見直し、新たに「看護管理者活動推進委員会」を立ち上げ、「ナースセンター運営委員会」は、「看護職確保定着・離職防止推進委員会」と改名して、取り組みを推進していきます。特に、2年後の「診療報酬・介護報酬の同時改訂」「医師の働き方改革の実施」「第8次医療計画の策定」等、2040年に向けて、保健・医療・福祉の施策は大きく変わっていきます。そのような中、看護の課題解決を推進できるよう取り組んでまいります。
 その他に、本会館は築17年になります。時代のニーズに合わせ将来に向けて、ハーモニーホールの音響・映像設備を整備し、オンラインにも対応できるようにするなど、研修や事業を実施するための環境の整備を進めます。
 先を見据えつつ、会員の皆様の様々なニーズに応える看護協会でありたいと思っています。
 今後も、看護協会活動にご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。